加茂市中心部を流れる加茂川の上空を、こいのぼりの大群が悠々と泳いでいる。風を受けて軽やかに舞う約500匹を多くの人々が河川敷や橋から眺め、春のひとときを楽しんでいる。

 地元有志らの団体が1989年から実施し、春の風物詩として親しまれてきた。今年は市観光協会が主体となり、葵橋から西宮橋間にワイヤを渡してつるした。

 晴れ間が広がった17日午前は親子連れや近隣保育所の園児らが大勢訪れ、...

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