
カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品される「ルノワール」について語る早川千絵監督=25日、新潟市中央区
フランスで5月13日に開幕するカンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを競うコンペティション部門に、開志専門職大(新潟市中央区)教授を務める早川千絵監督(48)の新作「ルノワール」が正式出品される。早川監督は25日、同大で記者会見を開き「縁ができた新潟の方々からカンヌ出品を温かく迎えてもらい、うれしい。新潟の皆さんにも見てもらいたい」と笑顔で語った。
早川監督は東京都出身。長編デビュー作「PLAN 75」は、2022年のカンヌ映画祭で新人監督賞の次点に当たる特別表彰を受けた。今年4月に開志専門職大の教授に就き、週1回の講義を受け持っている。
ルノワールは1980年代が舞台で、11歳の少女(鈴...
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