開業10周年記念号が乗り入れ、鉄道ファンや家族連れでにぎわった直江津駅=3日、上越市
開業10周年記念号が乗り入れ、鉄道ファンや家族連れでにぎわった直江津駅=3日、上越市

 えちごトキめき鉄道(上越市)としなの鉄道(長野県)は3日、直江津-長野を結ぶ「開業10周年記念号」を運行した。北陸新幹線開業に伴う経営分離でなくなった直通列車が10年ぶりに復活し、直江津駅は鉄道ファンや家族連れでにぎわった。

 直江津-長野は、JR信越線として特急「あさま」などが運行していたが、2015年の北陸新幹線開業で直江津-妙高高原がトキ鉄の「妙高はねうまライン」、妙高高原-長野がしなの鉄道の「北しなの線」に分離。その後は両社の観光列車の乗り入れはあったが、通常運行で直江津-長野を結ぶ列車はなかった。

 記念号は両路線の開業10周年に合わせて企画し、しなの鉄道の車両が直江津-長野を往復した...

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