土屋鞄製造所の展示会でランドセルを選ぶ親子=5月、新潟市中央区

 2026年春に小学校に入学する子ども向けのランドセル商戦が新潟県内でも序盤のピークを迎えている。ランドセルを選ぶ活動「ラン活」は年々早まっているが、「子どもに合うものをじっくり選びたい」というニーズもあり、長期化の傾向もみえる。

 ランドセルは素材やデザインが多様化し、受注生産や数量限定品がほとんど。人気商品は早期に売り切れることもある。入学前年の春ごろから注文を受け付けるメーカーが多く、家族で品定めができる大型連休前後と夏休みに受注の山場を迎える。

 本革を使った高級感のあるランドセルが人気の土屋鞄製造所(東京都)は大型連休中の5月4日、新潟市中央区の朱鷺メッセで展示会を開いた。約500組が来...

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