
「天使のはね」ブランドで知られるセイバンのランドセル展示会=4月27日、新潟市東区卸新町2のNOCプラザ
2025年の新1年生向けのランドセル商戦が、早くも始まっている。大型連休にお気に入りを探す人も多く、6月末までに半数が決めるという調査もある。大型連休はランドセルメーカー各社の展示会が連日のように開かれ、何カ所かはしごする家庭も少なくない。人気商品は売り切れる場合もあり、ランドセルを買うための活動「ラン活」の時期は早まる傾向にある。
4月27日に新潟市東区の貸しホールで開かれた「天使のはね」ブランドで知られるランドセルメーカー「セイバン」(兵庫県)の展示会。会場には限定色やオンライン限定商品などを含め、全262種類のランドセルがずらりと並び、大勢の家族連れでにぎわった。
2024年度の新入生の親を対象にしたセイバンの調査では、インターネットで回答した2171人のうち「6月末までにランドセルを購入した」が51%。月別では5月がピークで23%を占めた。
広報担当の松井満和子さん(38)は「大型連休中は限定モデルが手に入り、早割があるなどメリットがある」と分析する。

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