
十日町市役所
6月末で期限を迎えるJR東日本信濃川発電所の水利権の期間更新に当たり、十日町市はJR東と締結している覚書の内容を変更する方針を決めた。取水ダムからの放流量を、6月から11月10日まで毎秒60トン程度に増量するとした箇所を削除する。覚書上、最低限の放流量は通年で毎秒40トン以上となる。26日の市議会全員協議会で市が説明した。28日開会の臨時会に議案を上程する。
発電のための最大取水量は毎秒317トンで従来と変わらない。7月20日から9月10日までは「環境に配慮した放流を行うとする」とした箇所は残した。市によると、魚類生息で望ましいとされる水温28度を超える可能性があるためという。
十日町市の池...
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