佐渡市内で使われた偽札とみられる旧1万円札
佐渡市内で使われた偽札とみられる旧1万円札
佐渡市内で使われた偽札とみられる旧1万円札

 佐渡市で4月に開かれた「真野桜まつり」で、旧1万円札の偽札とみられる紙幣が使われていたことが29日、関係者の話で分かった。食品を販売して紙幣を受け取った店が気付き、祭りの実行委員会を通じて県警に連絡した。

 関係者によると、偽札とみられる紙幣は4月19日の祭りに出店した少なくとも2店で、1枚ずつ使われていた。「透かし」がなく、横や下部に数ミリ程度の余白があったという。

 揚げ物などを販売した飲食店の従業員が、祭りの終了後に島内のスーパーで売上金を使おうとして、自動精算機に受け取りを拒否されて気付いた。

 従業員(53)は「平和な佐渡でこんなことがあるのかと驚いた。犯人が分からず、どこに怒っていいか...

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