念願の新潟、日中交流の架け橋に　新潟市の国際交流員として中国出身・宋迎雪さんが着任

　新潟市の国際交流員に今春、中国・青海省出身の宋迎雪（そうげいせつ）さん（２６）が着任した。市の業務に関わる翻訳などをこなす傍ら、中国や韓国から青少年を迎える文化交流事業などでの活躍も期待されている。宋さんは「新潟に来るのが念願だった」と話し、魅力発信へ意気込んでいる。

　川端康成の小説「雪国」をきっかけに新潟を知ったという宋さんは、学生時代、交換留学生として１年間上越教育大（上越市）に通った。中国へ帰国後は、日本語教師として経験を積んできた。

　国際交流員には４月上旬に着任し、新潟市役所や市国際交流協会などで勤務している。５月下旬に市内で開かれたアジアフォーラムでは、県外から訪れた人に「おいしい...