
新潟市に乗り入れている中越交通(三条市)のタクシー。区域外運送の車両だとの掲示がダッシュボードにある=10日、新潟市中央区万代島
県内タクシー業界で、定められた営業区域を超えて運行する「営業区域外運送」が広がっている。新潟市中央区を中心に14日まで開かれる国際青年会議所のアジア太平洋エリア会議(アスパック)など、大規模イベント時の需要増に対応するほか、既存の業者が撤退して「空白域」となった地域の救済も担う。ただ、昨今の運転手不足に加え、遠方に出向く際の燃料代や出張費の補塡(ほてん)はなく、さらなる普及には課題も残る。
(報道部・計良草太)
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タクシーは需給バランスを維持するため、事業者ごとに定められた営業区域外で客を乗降させることはできない。近年、業績不振や運転手不足で事業者の廃業が相次ぐなどしたことから、道路運送法が2020年度に改正された。過疎地域や、一時的な需要が見込まれる場合などを条件に、例外として区域外運送が認められた。
新潟県では、...
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