市にゆかりのある作家たちの作品を集めた企画展=胎内市下赤谷
市にゆかりのある作家たちの作品を集めた企画展=胎内市下赤谷

 胎内市下赤谷の市美術館が今年開館10年目に入り、市ゆかりの作家作品を集めたコレクション展が開かれている。市出身のほか、これまでの企画展に参加した計18人の絵画などを楽しめる。

 美術館は2016年4月に開館。定期的に企画展を開催したり、ワークショップを開いたりして、市内外の愛好家らに親しまれている。

 今回の企画展では、旧中条町出身で、戦前に新潟県で開かれた全県規模の美術展創設に関わった斎藤應志(おうし)が描いた胎内川の風景画、その弟の鐵臣(てつおみ)の作品を展示する。他にも市にゆかりがある作家の日本画や鉛筆画など多彩なジャンルの計35点を見ることができる。初めて展示する作品もある。

 美術館の美...

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