小学校体育館で基礎練習に励む金津ランニングクラブのメンバー。地元の小中学生が共に汗を流していた=新潟市秋葉区古津
小学校体育館で基礎練習に励む金津ランニングクラブのメンバー。地元の小中学生が共に汗を流していた=新潟市秋葉区古津

 学校部活動の地域展開(地域移行)が全国で進む中、新潟市内の市立中学校では2026年度、部活動の在り方が転換期を迎える。57ある市立校のうち半数以上で部活動を取りやめ、実施する場合も時間が短縮される。生徒がスポーツや文化芸術に親しむ上で、地域クラブの担う役割が増す中、持続可能な活動をどう展開していくか、関係者が知恵を絞っている。(報道部・落合堂伊代)

 「足の切り替えを意識して」。2月中旬、秋葉区の小学校体育館に地元の小中学生が集まり、トレーニングに励んでいた。短距離走などの陸上競技に取り組む「金津ランニングクラブ(RC)」のメンバーだ。

 金津RCは5、6年ほど前に発足。部活動の地域展開を見据え、24年春に地域クラブとして本格的に始動した。現在は小中学生21人が所属している。

 小学生の頃は野球に打ち込んでいた中学2年の生徒(14)は「中学の部活で野球を続ける選択肢もあったけれど部員が少ない。仲間とにぎやかに練習できそうだったので入会した」と振り返る。今は短距離競技に打ち込み、「どんどん記録が速くなっている」と充実感をにじませる。

▽地域クラブへの期待感...

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