昭和元(1926)年から数えてちょうど「昭和100年」を迎えた。私たちの暮らしや価値観は、戦争と復興、高度経済成長、バブル崩壊といった時代の流れとともに大きく変わった。その歩みに寄り添ってきた新潟日報をひもとけば、懐かしさや新鮮な驚きを感じられる。在りし日の記事をたどりながら、今を生きる知恵を考えたい。(報道部・関宏一)

各家庭に電話が普及し、手軽にダイヤルを回す子供たち。便利な電話に頼りすぎることは、子供たちの人間形成にとってマイナスも。この辺で一度、子供と電話の使いすぎについて考えてみましょう。【昭和50(1975)年3月20日「家庭」面】
スマートフォンや...
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