
緊急雇用対策本部の初会合=16日、小千谷市役所
小千谷市に工場を持つパワー半導体製造のJSファンダリ(東京)が破産申請したことを受け、小千谷市や新潟県などは16日、緊急雇用対策本部を設置し、小千谷市役所で初会合を開いた。会合では情報共有を進め、解雇された従業員の雇用確保に向けて対応策を取っていくことが確認された。
小千谷市や県のほか、長岡市と小千谷商工会議所、長岡商工会議所、ハローワークおぢや、金融機関で構成。対策本部によると、解雇された従業員531人のうち、小千谷市在住は196人で、長岡市在住は239人だった。
会合は冒頭以外、非公開。会合前の会見で、宮崎悦男・小千谷市長はJSファンダリが従業員を即日解雇したことについて「従業員に寄り添っているとは思えない行為。憤りを感じている」とし、「せめて...
残り627文字(全文:956文字)