
自身の作品について解説する大平實さん(右)=胎内市下赤谷
胎内市(旧黒川村)出身でロサンゼルスを拠点に創作している彫刻家の大平實さんと、国内外で活動する彫刻家の松岡圭介さん(宮城県)の作品を展示する企画展「言葉にならない領域」が、胎内市下赤谷の市美術館で開かれている。
会場には、廃材や石など自然の素材を使った大平さんの作品26点と、松岡さんが人体をモチーフに創作した高さ約2メートルの木彫など10点が並ぶ。
19日には開場式と講演会が行われた。大平さんと松岡さんが制作過程を紹介。松岡さんがロサンゼルスの大平さんのもとで研修した際のエピソードも披露した。作品解説もあり、大平さんは「子どもの頃、よく遊んだ神社で感じた怖さをイメージした」などと説明した。
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