育児中の「ちょっと助けて」、三条市は地域住民同士で協力　「ファミリー・サポート・センター」を設置

　三条市は地域で育児を助け合う「ファミリー・サポート・センター」（ファミサポ）を設置し、子育て世代の支援を始めた。地域住民同士の相互援助組織という位置づけで、子育ての援助を受けたい人（依頼会員）と援助をしたい人（提供会員）が会員となる。

　センターは、ことし４月に開設。「育児中ちょっと助けてほしい」というときに子どもを１時間５００円で預かる。

　依頼会員の条件は、三条在住で０歳から小学６年生までの子どもを育てている人。提供会員の条件は、心身ともに健康で、市内にある子育て支援団体の「かるがも」「認定ＮＰＯ法人地域たすけあいネットワーク」「公益社団法人三条市シルバー人材センター」のいずれかに所属できる...