燕市は物価高騰対策として、全世帯へ4000円分のクーポンの配布など独自の支援策を実施する方針を固めた。総事業費は1億9212万円。

 既に実施している、低所得世帯や子育て世帯向けの支援策に加えて行うもので、市民生活や経済活動を下支えするのが狙い。クーポンは市内登録店舗で利用できる「燕応援フェニックスクーポン券」で、500円分の割引券8枚を約3万1600世帯に8月下旬から順次発送する。事業費は1億2607万円。フェニックスクーポン配布は今回で7回目。このほか公共的なサービスを担う事業者に対しても各種支援策を講じる。

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