
任期満了を前に活動を報告した県版地域おこし協力隊員=25日、県庁
専門的な地域課題に取り組む県版地域おこし協力隊の初代隊員3人が25日、3年間の任期を終えるのを前に県庁で活動を報告した。鳥獣被害対策やサイクルツーリズムの推進、錦鯉の海外販路拡大にそれぞれ取り組んだ3人は、任期満了後も全員が県内に残り、活動を継続する考えだ。
初代隊員は2022年夏に着任。さいたま市出身の鈴木暁慈朗さん(25)は狩猟免許を取得し、長岡市を中心に農作物被害を防ぐため鳥獣捕獲に携わったほか、クマによる人身被害防止の講演会講師を務めた。
上越地域でサイクルツーリズムの普及に励んだ糸魚川市出身の竹田哲也さん(56)は「自転車で楽しむことを念頭に置いた」とし、ガイドができる人材の発掘、...
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