
柏崎刈羽原発の再稼働問題などについて議論した厚生環境委員会=9日、県議会
県議会12月定例会は9日、4常任委員会で審議を始め、花角英世知事が容認すると判断した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡り論戦が繰り広げられた。厚生環境委員会では原発の安全対策の広報予算について議論し、建設公安委員会では避難道路の整備の前倒しを求める声が相次いだ。
厚生環境委では自民党の皆川雄二氏(魚沼市)が、全県に配布予定のリーフレットについて県議会での議論にも触れるべきだと求め、与口善之氏(柏崎市・刈羽)は「1回で終わりではない」と継続的な広報の必要性を訴えた。
県原子力安全対策課の金子信之課長は「福島第1原発事故後に整えられた対策を中心に紹介する」と説明し具体的な内容を検討するとした。...
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