新潟県庁で記者会見する花角英世知事＝6日、県庁
自民、立憲民主など与野党６党がガソリン税の暫定税率の年内廃止で合意したことについて、花角英世知事は６日の定例記者会見で「（地方は）車社会なので恩恵がある」と歓迎する一方で、国や地方自治体の税収が減少するとして、国に代替財源などの議論を進めるよう求めた。
野党７党が衆院に提出した法案では、暫定税率の廃止に伴い年約１兆円の税収減が見込まれる。県税務課によると、本県では県と市町村で計１１億円の税収減が想定されるという。知事は「国は地方への影響を十分考慮し責任を持った議論を進めてほしい」と求めた。
ガソリン税は１リットル当たり５３・８円で、うち暫定税率分は２５・１円。道路整備を目的に１９７４年に導入...
残り33文字（全文：333文字）
