
3月策定の県文化振興基本計画の実行に向けて、採用する指標などを確認した県文化審議会=新潟市中央区
県文化審議会は6日、新潟市中央区で会合を開き、3月に策定した県文化振興基本計画について、年度ごとの成果をはかる指標の検討をした。指標として疑問視されたものもあり、県は修正案を示すことにした。
県文化振興基本計画の期間は、2025年度から32年度までの8年間。計画達成のために設定された指標は、県立文化施設の利用者数などのほか、「居住地域に誇れる文化資源があると考える人の割合」など、アンケート調査で得られる項目も合わせて計八つある。
さらに、指標を補完するための関連指標が37項目ある。中には「パンフレットの作成数」といった項目もあり「増やそうと思えば増やせる」「どんな人が手に取ったのかが知りたい...
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