新潟県庁
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 県人事委員会は7日、来春入庁の県職員を選考する2025年度採用試験(大卒程度)の最終合格者(病院経営職を除く)が前年度より36人多い224人となったと発表した。競争倍率は採用数を増やしたことで前年度から0・5ポイント下がり3・0倍だった。通常の試験よりも2カ月早めて行う「先行実施枠」を拡大したことで、通常実施枠と合わせた受験者数は前年度より21人増加した。

 大学生の就職活動が早まる中、民間企業を志望する学生も採用試験を受けやすくしようと、県は24年度、先行実施枠を一般行政職で初めて設けた。25年度は先行実施枠の対象職種を増やしたほか、採用比率を高めたこともあり、この枠での受験者数は前年度比1...

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