
県の担当者に要望書を手渡す「私学の公費助成をすすめる会」の中村直美会長(左)=7日、県庁
県内私立高校の保護者や教員らでつくる「私学の公費助成をすすめる会」の中村直美会長らが7日、県庁を訪れ、教育費助成拡充を求める要望書を花角英世知事宛てに提出した。
国は2026年度、私立高授業料を無償化する方針だが、入学金や施設設備費などの負担は残る。会は、入学金や施設設備費の助成額を増やすことなど6項目を要望。国が授業料を無償化すれば、県独自の授業料への助成が不要になるとして、その分を財源とするよう提案している。
要望書提出後、会のメンバーが記者会見し「親に負担をかけて申し訳ない」「大学に行きたいと言えない」といった県内私立高生の声を紹介。中村会長は「子どもたちのことを第一に考えて予算を使っ...
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