帰省や旅行で長距離ドライブの機会が増えるお盆休みを前に、高速道路会社や県警が高速道の逆走への注意を呼びかけている。栃木県で今春起きた死傷事故を受け、県内でも緊急対策が取られたが、猛暑の中では集中力を欠いて運転を誤る恐れもあり注意が必要だ。東日本高速道路新潟支社は「こまめに休憩を取り、無理な運転はしないで」と強調している。

 高速道での逆走事故は全国で相次いでいる。4月に栃木県の東北道で3人が死亡、11人が重軽傷を負う多重事故が発生。5月には三重県の新名神高速道路、6月にも岐阜県の中央自動車道で事故が起きた。県警高速隊によると県内でも今年1〜6月、...

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