JR豊栄駅前で自転車の安全利用を呼びかけるサイクルポリス=新潟市北区
JR豊栄駅前で自転車の安全利用を呼びかけるサイクルポリス=新潟市北区

 県警は9月1日から、自転車に乗って街頭指導する交通機動隊「サイクルポリス」の体制を強化する。人員を8人増やして計13人とし、長岡と上越の両地域にも配置。広い県内で各署と連携して自転車の運転ルールを啓発し、事故防止や違反の撲滅を目指す。

 県内では自転車利用者のヘルメット着用率が2024年の調査で8・0%と全国ワースト4位で、改善が課題となっている。自転車の交通違反に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度も来春から導入されるため、ルールの周知が重要さを増している。

 県警は今年4月下旬、交機隊の5人をサイクルポリスに初めて指定した。各署の求めに応じて7月末までに計27回、小学生向けの自転...

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