県は28日、新型コロナウイルスの定点医療機関(54施設)当たりの報告数が18〜24日に12・19人となり、今年最多を記録したと発表した。前週(11〜17日)の7・83人の約1・5倍で、季節性インフルエンザの注意報基準(10人)を超えた。多くは、強烈なのどの痛みが特徴の新たな変異株「ニンバス」の感染者とみられる。

 新型ウイルスは西日本を中心に全国で流行しており、県感染症対策・薬務課は「お盆や夏休みで人の移動が活発になったことが、本県の感染拡大の一因ではないか」とみる。...

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