サッカー女子WEリーグのアルビレックス新潟レディースは、SOMPO・WEリーグ第4節最終日の31日、デンカビッグスワンでマイナビ仙台と対戦し、0-1で敗れた。好機を物にできず、通算成績は2勝2敗の勝ち点6で6位。
新潟Lは前半、攻め込まれたが、連係した守備で防いだ。徐々に押し返し、39分にMF上尾野辺めぐみがシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。
後半は、FW山本結菜を起点に流れを引き寄せた。24、25分と立て続けにシュートしたが決められず、最終盤の41分にロングパスを通され失点。最後まで相手守備を崩し切れなかった。
リーグ戦は他に3試合が行われ、広島がノジマ相模原を2-0で、日テレ東京Vがちふれ埼玉を4-1で破った。長野はC大阪ヤンマーに2-1で勝った。
新潟Lの次節は9月6日午後6時半、敵地で千葉と対戦する。
◎橋川和晃監督の話 監督としての甘さが出たゲームだった。選手交代や、相手をどう崩すかという部分で私の準備不足だった。試合は立ち上がりに苦しんだが、選手たちはしっかりと対応してくれた。次戦は勝って、タイトル争いに食らい付いていく。
◆ゴール前での精度に課題
ホームでの初白星が遠い。猛攻を仕掛け、チャンスを何度もつくったが物にできず、無得点での痛い敗戦。前線で奮闘したFW新堀華波は「押し込んでいる時間が長かったが、結果につながらなかった」と悔しがった。
敵陣に入っても...
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