警察官をかたる男らに現金約３５０万円をだまし取られたとして、長岡市の７０代女性が３日までに、長岡署へ被害届を出した。特殊詐欺事件とみて調べている。
長岡署によると、８月２２日、女性の携帯電話に国際電話で大阪府警の警察官を名乗る男から「振り込め詐欺の犯人グループの一員と疑われている」と電話があった。その後、検察庁職員を名乗る男から「身の潔白を証明するための裁判費用を振り込んでほしい」と連絡があった。
女性は８月２２日から９月１日までに、指定口座に７回にわたり約３５０万円を振り込んだ。不審に感じた金融機関が２日に長岡署へ連絡し、被害が発覚した。
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