調査飛行で佐渡空港に到着したトキエアの機体=9日、佐渡市
調査飛行で佐渡空港に到着したトキエアの機体=9日、佐渡市

 新潟空港を拠点にする航空会社トキエア(新潟市東区)は9日、佐渡線の就航に向けた調査飛行を行った。関係者のみを乗せて新潟-佐渡を1往復し初めて佐渡空港で離着陸した。短い滑走路への対応や空港周辺の障害物などを確認した。

 調査飛行は佐渡線で導入予定の3号機を使い、トキエアの阪口葉子会長ら6人が搭乗した。午前10時半に新潟空港を出発。機体操作のほか、地形や木々など周辺の障害物を確かめるため、佐渡市上空を約30分間旋回するなどして、午前11時10分に佐渡空港に着陸した。天候に恵まれ、スムーズに着陸できたという。

 佐渡空港は滑走路が890メートルと短く、就航のネックの一つになっており、2013年末から定...

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