トキエア(新潟市東区)の航空機を使った初めての遊覧飛行が6日、新潟空港を発着点に行われた。チャーター運航としても初めての試み。乗客約40人が越後平野や佐渡の上空を巡り、雄大な景色を楽しんだ。
企画旅行ハミングツアーを手がけるケー・オー・ケー・ケー(新発田市)が主催した。4月に稼働が始まったばかりの3号機(46人乗り)をチャーターした。
新潟空港から信濃川沿いの上空を進み、県央地域で旋回し、佐渡を巡って戻る45分ほどのフライト。窓からは鏡のような水田が一面に広がり、弥彦山や大河津分水、寺泊港が見渡せた。世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」のシンボルである「道遊の割戸」も確認できた。
高度は1000メートル程度。乗客は「(地上に)すごく近い」と驚き、写真撮影を楽しんでいた。新潟市西蒲区の小学5年生(10)は「佐渡は山がいっぱいできれいだった」と満足げだった。
ケー・オー・ケー・ケーは...
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