ドッグパークの整備に汗を流す高柳じょんのび村の吉村英治社長（手前）ら＝柏崎市高柳町高尾
柏崎市高柳町高尾にある温泉宿泊施設「高柳じょんのび村」を運営する第三セクターで、２０１６年度から７年赤字が続いていた「じょんのび村協会」が２３、２４年度と、２年連続で黒字となった。人材育成への注力や、地域の事業者とのタッグによる体験型の催しなどが徐々に実を結んだ。一部に傷みも出始めた貸別荘を、ペット同伴向けに衣替えするなど、新たなサービスも展開する。
じょんのび村協会は１９９２年に設立。高柳じょんのび村は、高柳地域の観光の最大拠点として誘客を担ってきた。ただ、近年は赤字が続いたため、市は抜本的な経営改善に向けて２１年に社長を公募。旅行大手エイチ・アイ・エス（ＨＩＳ）出身の吉村英治さん（４９）が就いた。
高柳じょんのび村では、...
残り709文字（全文：1026文字）
