前島密の半生を描く創作劇の上演に向けて稽古する中学生ら=上越市下池部
前島密の半生を描く創作劇の上演に向けて稽古する中学生ら=上越市下池部

 郵便制度の創設など近代国家の礎を築いた上越市出身の前島密(ひそか)の生誕190年を祝い、市内の中学生らが前島の半生を描く創作劇を27日、リージョンプラザ上越で上演する。本番に向け出演者らが熱のこもった稽古を重ねている。

 市民らでつくる「前島密翁顕彰事業実行委員会」が節目の年に合わせ、前島の青年時代について知ってもらおうと初めて企画した。「青春は冒険だ!郵便の父 前島密の青春時代」と題し、医師を志し勉学に励んでいた10歳から、郵便制度を創設した35歳までの前島を描く。

 出演メンバーは約10人で...

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