
修復した扁額を収めた石碑について説明する氏子総代代表の今井芳夫さん=小千谷市城内1
小千谷市城内1の瑞玉(みずたま)神社が、中越地震で破損した石の扁額(へんがく)を修復し、石碑に作り替えて神社脇に置いた。神社の関係者は「地震で壊れたものを修復するのは、一つのけじめになる」と感慨深げに語った。
扁額は神社の鳥居に掲げられており、2004年に発生した中越地震で落下して割れた。現在は、地震後に作り直した扁額が鳥居に取り付けられている。
割れた扁額は神社で保管していたが、今年は神社が現在の場所に移転してから50年の節目に当たり、修復することにした。
四つに割れた破片を元の形につなぎ合わせて石碑に作り替え、神社脇の大木の下に置いた。21日の秋季大祭で、地域住民らが見守る中、おはらいす...
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