
滑走路を逸脱した自衛隊機=19日、新潟空港
新潟市東区の新潟空港で19日に発生した航空自衛隊機の滑走路逸脱で、空自は20日未明、滑走路脇の草地で止まった機体を、空港に隣接する空自新潟分屯基地へ移した。機体の詳しい状態などを確認し、逸脱の経緯や原因の調査を進める。
空自広報室によると、逸脱したU-125A救難捜索機の移動作業は、19日午後9時半から開始。クレーン車で機体をつり上げて大型トレーラーに載せ、新潟分屯基地へ運んだ。作業は5〜6時間で完了した。
滑走路を逸脱した際の状況などについて、担当者は「原因究明に向けて調査している」と話すにとどめた。空自が事故と認定した場合、空自内に設ける事故調査委員会で詳しく調べる。
逸脱の発生で、...
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