「あるかんか佐渡 小川編」の完成を喜ぶ後藤一安さん(右)と大木戸雅人さん＝佐渡市吉井本郷
島内の集落ごとの見どころを紹介するガイドブック「あるかんか佐渡」の第２６号小川編が完成した。発行を続けてきた後藤一安さん（６７）＝野浦＝に、小川地域の住民が発行を提案し、執筆、編集にも関わった。後藤さんは「集落で生まれ育った住民が地域に誇りを持って執筆した。強い熱意を感じた」と話す。発行を提案した小川の大木戸雅人さん（６０）は「編集に携わることで新たな発見があった」と充実した表情を見せた。
「あるかんか佐渡」は２０１３年度の貝塚編を皮切りに、これまで２５冊を発行。Ａ５判３０ページ前後で、取り上げた集落の名所や歴史などを写真やイラストとともに紹介している。...
残り578文字（全文：859文字）
