
星稜-中越 ピンチでマウンドに集まる中越の選手たち=富山市民球場
[中越1-2星稜]13残塁-。何度も得点圏に走者を進めたが、本塁が遠かった。主将の宮崎翔矢は「自分の1打席目の三振が大きかった。自分が打てていればという場面がだいぶあった」と反省が口を突いた。
1番打者の宮崎は初回、フルカウントに追い込まれ、見逃し三振。「四球で出た方が流れが来るかもと考え、消極的になってしまった」。その気持ちがリズムを狂わせたのか、以降の打席も好機で得点に絡めなかった。
主戦柳涼太郎は九回まで1失点と力投。守備も無失策で盛り立てたが、打撃で援護できなかった。宮崎は「連投でも柳がよく投げてくれていたのに…」と声を落とした。

この敗戦は、冬場の鍛錬で取り返す。「練習から好機の場面...
残り219文字(全文:519文字)