滑走路を逸脱した自衛隊機=9月19日、新潟空港
滑走路を逸脱した自衛隊機=9月19日、新潟空港

 航空自衛隊新潟救難隊に所属するU-125A救難捜索機が9月、新潟市東区の新潟空港で滑走路を逸脱した事故で、空自は14日、車輪を出す操作をしなかった人的要因と推定されると公表した。空自の事故調査委員会による搭乗員への聞き取りやコックピットの会話を録音したボイスレコーダー(音声記録装置)の解析などから判明した。

【関連記事】
【動画あり】新潟空港で自衛隊機が滑走路を逸脱、4時間にわたって滑走路閉鎖
「車輪見えず、機体が白い煙上げて滑った」 滑走路一時閉鎖で空港内は混雑機体を空自新潟分屯基地に移送、逸脱の経緯や原因を調査へ

 空自によると、着陸時には機長が、隣に座る副操縦士に車輪を下ろす操作を行う...

残り362文字(全文:662文字)