越後文学大賞を受賞した(左から)萬歳淳一さん、増田小夜子さん、吉野晴記さん=三条市旭町2
越後文学大賞を受賞した(左から)萬歳淳一さん、増田小夜子さん、吉野晴記さん=三条市旭町2

 三条市を拠点に活動する越後文学会が主催した文学コンテスト、第8回越後文学大賞の表彰式が三条市で行われ、3人に大賞が贈られた。複数人の同時選出は初めて。

 3人は新潟市中央区の医師萬歳淳一さん(51)、上越市の増田小夜子さん(77)、阿賀野市の吉野晴記さん(72)で、いずれも初受賞となった。

 応募総数は一般と高校生合わせて小説22、エッセー57の計79作品。ノンフィクション作家の軍司貞則さんらが審査した。表彰式は1日、ジオ・ワールドビップ(旭町2)で行われた。

 萬歳さんの受賞作、小説「カウント2ストライク」は、妊活中の大リーグ選手が一発逆転する物語。昨年は佳作、2度目の応募で大賞を射止め「大変光...

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