
切り花を威勢良く競り落とす参加者=13日、新潟市江南区茗荷谷
親子らが切り花など「花き」の競りを体験するイベントが13日、新潟市江南区の新潟市中央卸売市場で開かれた。参加した約60人は色鮮やかな花束や観葉植物を威勢良く競り落とした。
普段は目に触れない流通現場への関心を高めてもらおうと、新潟市中央卸売市場が2020年から開いている。卸売業者の担当者はチューリップの取扱量が本県で最も多いことなどを説明。葬儀や結婚式の規模の縮小傾向で需要は減っているものの、生活を彩る花の大切さを力説した。
競り体験ではカーネーションやガーベラなど20種類が並んだ。参加した子どもたちは家族と相談しながら「2千円」「2500円」などと声を張り上げ、目当ての品を手に入れていた。...
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