
糸魚川市は、現在3部ある部制の廃止や、人口減少などの市長特命事項を担当するチームの新設といった組織再編を、来年4月に実施する。久保田郁夫市長が4月の市長選で掲げた、選択と集中でまちの充実を図る「縮充(しゅくじゅう)」の実現を目指した改革。関連条例改正案を市議会12月定例会に上程する。
糸魚川市の部制は、米田徹前市長が就任して2年目の2006年に導入。現在は「総務」「市民」「産業」の3部がある。
部制をやめることで、市長や副市長、教育長の指示で各課がスピーディーに動く組織を目指し、コンパクトな行政運営を図る。部長職を廃止する一方、市長らを補佐し、課長とともに課題を解決していく役職を新設する。
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