上越市で隔年で開かれている「えちご・くびき野100キロマラソン」の実行委員会は、最後となる第16回大会を2026年10月11日に開くことを決めた。前回大会と同様に100キロと50キロの2部門で行われる。関係者は「有終の美を飾れるよう頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 3日に行われた実行委員会で、事務局の市教育委員会が報告した。

 マラソンは1996年、合併前の上越地域14市町村の一体感醸成と地域振興を目的に始まった。コース上での各地域のおもてなしが好評だったが、人口減少や高齢化で運営ボランティアの確保が回を重ねるたびに困難になった。ウルトラマラソン離れで出場者が減少したほか、物価高で事業費も増...

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