佐渡の自然との共生に関わる人たちが情報交換したイベント=25日、佐渡市両津夷
佐渡の自然との共生に関わる人たちが情報交換したイベント=25日、佐渡市両津夷

 佐渡市を舞台に、環境保全や資源循環に取り組む市民や行政、企業、研究者らが一堂に会して交流する「自然共生のみらい会議」が25日、両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。60団体の約130人が参加し、耕作放棄地の活用や、処分される柿の皮を餌にしたウニ養殖など、多様な活動について情報交換した。

 新潟大や佐渡市などでつくる「佐渡島自然共生ラボ」が主催。昨年に続いて2回目で、農業、森林、生物多様性といった、さまざまな分野で商品開発や地域活性化、研究に取り組む人たちが集った。

 参加者は冒頭、1分間ずつ、現在の取り組みを報告した。「棚田保全を中心に地元や関係人口を巻き込み、農業体験や地域レストランを始動させた」...

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