新潟地方気象台は31日、大雨と雷、突風に関する気象情報を発表した。寒気を伴った気圧の谷などの影響で、県内では大気の状態が非常に不安定となり、1日明け方から夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降る見込み。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意を呼びかけている。

 雨雲が発達したり、停滞したりした場合は警報級の大雨となる可能性がある。1日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で上中下越で80ミリ、佐渡で50ミリ。気象台は1日朝から3日にかけ、上中下越に土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水への警戒を呼びかけている。

◆低気圧や前線の影響で降水量は平年並みか多く・北陸1カ月予報

 新潟地方気象台は、新潟県を含む北陸地方の1カ月予報を発表した。1日から1カ月間の北陸地方の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い見込み。低気圧や前線の影響を受け、降水量は平年並みか多い。

【1〜7日】低気圧や前線の影響を受けやすいため、平年に比べ曇りや雨の日が多い。気温は平年並みの見込み。

【8〜14日】平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温は50%の確率で高い見込み。

【15〜28日】寒気の影響を受けにくいため、平年に比べ曇りや雨の日が少ない。気温は60%の確率で高い見込み。

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