新潟地方気象台は18日、冬型の気圧配置の影響で山沿いを中心に雪が降った。午後8時現在、魚沼市(守門)など県内7地点で今冬初の積雪を観測。冷え込みも強まり、最低気温は魚沼市(守門)と津南町で氷点下0・1度となるなど21地点で今冬最低となった。

 18日午後8時現在の積雪は魚沼市(守門)で18センチ、津南町で10センチ、魚沼市(小出)で6センチなど。19日午前6時までに予想される12時間降雪量はいずれも多い所で、上中越の山沿いで25センチ、下越の山沿いで20センチなど。19日午後6時までに予想される12時間降雪量は、上中下越の山沿いで3センチ。

 また県内では上越などで雨が降り、18日午後9時現在、24時間降水量が上越市(安塚)で128・5ミリ、糸魚川市(能生)で128ミリ、長岡市(小国)で102ミリを観測し、11月の観測史上最大となった。糸魚川市の国道8号の一部区間で降り始めからの雨量が通行規制連続雨量140ミリに達し、午後9時前に通行止めとなった。

 気象台は18日、大雨に関する気象情報を発表した。県内は強い寒気が流れ込む影響で大気の不安定な状態が続く見込み。19日昼前にかけて上越を中心に大雨となる可能性があり、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。

 19日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、上中下越で50ミリ、佐渡で30ミリ。 

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