
徒歩でユーラシア大陸を横断する佐藤基さん
三条市出身で「着物マジシャン」として活動する佐藤基さん(29)=山口県下関市在住=が、ゲストハウス経営の傍ら、昨年から今年にかけユーラシア大陸を徒歩で横断した。リヤカーに寝袋など必要な物資を載せ、世界の人々と交流しながら約1万3千キロを478日かけて歩いた。高校時代から旅や海外に関心があり、人との交流に心の豊かさを感じてきた佐藤さんは、次は北米大陸を徒歩で横断しようと意気込んでいる。
佐藤さんは中学校卒業後、山形県の全寮制の高校へ進学。休みにはインドを横断したり、自転車で東北や北陸の旅をしたりした。米国留学後、高校時代から続けるマジックに本格的に取り組んだ。その後、下関市でゲストハウスの経営も始めた。
新型ウイルス禍の規制が緩和するのを待ち、温めてきたユーラシア大陸横断を実行。故郷三条市のアウトドア用品ブランド「キャプテンスタッグ」の商品を活用して自ら組み立てたリヤカーを引き、昨年2月1日にベトナム・ホーチミンを出発した。
南アジアや中東の酷暑の一方、トルコやブルガリア、セルビアの標高の比較的高い地域の通過時期が冬と重なり、厳しい寒さや、歩くのが困難な雪にも見舞われた。マジックで交流しようと持参した用具が盗まれる被害も。トルコではテロリストと誤認され軍人に殴られる目にも遭った。政情不安のため航空機を利用した2カ所を除き、すべて徒歩で横断し、今年5月23日にフランス・パリにゴールした。...
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