
慈善釜に募金を入れる市民=長岡市寺島町
歳末助け合いの寄付を募る「慈善釜」が、長岡市寺島町の仏壇・墓石会社のトーア長岡寺島本店に設置された。今年で44年目で歳末の風物詩となっており、市民らが思いを込めて紙幣や小銭を入れていった。
釜は仏具を洗うために使われていた。直径、深さとも1メートルほどで、重さは約100キロ。社員6人が21日に釜とふたを運び、店舗の入り口に設置した。
浅野恭兵副社長(37)は「物価高で支援が必要な人が増えている。これまでの募金総額は1600万円を超えた。温かい支援に感謝している」と述べた。
初めて募金をした長岡市三ツ郷屋1の会社員(44)は「募金が少しでも役に立ったらうれしい」と話した。
12月22日に釜を開...
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