
児童らが液状化の仕組みを学んだ出前授業=新潟市西蒲区打越
地震や液状化現象を学ぶ防災授業が、新潟市西蒲区の中之口西小学校で開かれた。6年生の児童27人は、座学や実験を通して液状化現象が起こる仕組みを学んだ。
地質調査会社などでつくる県地質調査業協会が防災への理解を深めようと、11月に実施した。
協会メンバーは、地震によって引き起こされる地盤の変化を○×クイズで出題。昨年の能登半島地震では新潟市内でも液状化現象が生じたことに触れ、過去の震災時の映像などから、液状化被害で下水管やマンホールが地上に飛び出したり、建物が倒れたりする危険があると説明した。
児童は砂と水、カラフルなピンを入れたペットボトルを使った実験で、液状化を再現。キットをたたいて振動を与...
残り127文字(全文:427文字)













