
地域に根ざした小水力発電について考えたフォーラム=佐渡市新穂潟上
川や用水路など水の流れを活用した発電方法「小水力発電」について考えるフォーラムが、佐渡市新穂潟上のトキ交流会館で開かれた。市内の導入事例が報告され、約40人が地域に根ざした発電方法に触れた。
歌見棚田では昨年、熊本県立大の島谷幸宏特別教授が開発した「Jet(ジェット)水車」と呼ばれる小型で安価な発電装置を導入。毎秒5リットル、落差5メートルの水の流れがあれば、10〜100Wの発電ができる。
フォーラムは、Jet水車の拡大を目指す、九州大発のベンチャー企業「リバー・ヴィレッジ」(福岡市)が11月に開催した。
歌見棚田にJet水車の導入を進めた新潟大の豊田光世教授は「棚田の落差(高低差)が資産と...
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