
犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を描く警察官ら=新潟市西区小新西2
犯人の早期摘発につながる捜査用似顔絵の技術向上のため、県警は新潟市西区の県警察学校で研修会を開いた。県警本部と県内全29署の約50人が参加し、目撃者の証言から犯人の顔を描く技術を学んだ。
研修会は11月に開かれ、目撃者と接する機会が多い交番勤務の警察官や鑑識課員らが参加した。参加者は顔のパーツの書き方など基本的な説明を受けた後、ペアで作画に挑戦。描き手が目撃者役から犯人の特徴を聞き出し、「目は細くてつり上がっている」などの証言を参考に、30分ほどで似顔絵を仕上げた。
新潟西署の内野駅前交番に勤務する須藤光巡査(21)は「絵で年齢を表現するのが難しかった。実践では被害者の心情に寄り添った聴取を...
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