
新潟労働局は5日、2026年春に卒業を予定する県内の大学生、短大生らの就職内定率が10月末時点で68・8%だったと発表した。過去最高となった前年同期に比べ微減となったが、企業は人手不足などを背景に採用を強化しており、就職内定率は依然として高水準で推移している。一方で、県内企業の内定を得た人の割合は5割を下回り、平成以降で最低。県外への流出が進んだ。
求職者は9680人(前年同期比0・6%増)で、うち内定者は6660人(0・9%減)だった。内定率は、1971年の調査開始以降で最高だった前年同期の69・8%を1・0ポイント下回った。
このうち県内企業から内定を得たのは3186人(8・2%減)。内...
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