
住宅密集地の火災に備え上越南消防署が行った訓練=上越市東本町3
木造住宅密集地での火災を想定した消防訓練が、上越市東本町3で行われた。雁木(がんぎ)造りの民家から出火したとの想定で、強風下での延焼防止などの手順を確認した。
高田地区は住宅密集地が多く、昨年は複数の建物が延焼する火災が相次いだ。上越南消防署は毎年訓練を実施し、今年は11月に署員ら16人が参加した。
訓練では、消防車5台が現場に駆けつけ、署員が民家を囲むように放水した。延焼を防ぐため、カーテン状に放水する水幕ホースを2本つなぎ、建物の間に幅40メートル、高さ7メートルにわたって水の幕を作った。
上越南消防署の小林功和署長(56)は「糸魚川や大分の大火など全国各地で大規模火災が頻発している。火...
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